月10万から始まる不労所得生活

毎月10万円。仕事と別に収入源があったら素晴らしいと思いませんか?月10万円の不労所得を得る方法をあなたと学び、成長して不労所得生活の実現を達成することが目標のブログです。

効率的に投資資金を準備して不労所得生活を目指す

インカムゲインによる収益のみで働かずに生きていく。これは僕の最終目標ですが、そのためにはある程度まとまった額の資本が必要である事を以前お伝えしました。

ではどのようにして不労所得のための投資資金を準備しますか?

 

僕は現在潤沢な投資資金がなく、なんとか投資資金を簡単に貯められないかなぁと効率よく投資資金を確保したい一心で色々思考を巡らせました。いくつか候補にあがったのでご紹介します。

 

↓↓参考記事↓↓ 

10man-furousyotoku.hatenablog.jp

 

毎月一定額を貯金して投資資金にする


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僕はパッとしないサラリーマンです。毎月会社から給料を貰い生活をしています。きっとブログを見てくださっている大多数の人はサラリーマンであると推察します。結婚しているのか、独身なのか?これによっても毎月の貯金額には、差が出てきますが、少しずつでも毎月の給料から投資資金を貯めていくべきです。

 

最近NISA口座に積立NISA口座という新しい少額投資非課税制度の運用がスタートしました。これは毎月決まった額を長期間積み立てる運用方式を取るものです。

 

お金がある人は少額投資非課税制度等を積極的に利用して株式や債券等で資産運用して銀行貯金のゼロ同然の金利ではなく、最低でも積極的に5~7%程度の年利の確保を図り、更なるインカムゲインを追求するべきです。

 

しかし一方で僕のように投資資金が潤沢にない人間もいます。そういった人間の場合積立貯金のようなことをしていると、いつになったら不労所得生活を送る事ができるのかわかりません。

 

インカムゲインの収益モデルは、てこの原理をイメージしてください。レバレッジともいいます。元本が大きければそれだけ収益も大きいです。

 

けれども元本が十分でないと、満足するリターンがいつまでも得られません。月10万の不労所得を得るためには、最低でも1200万円程度の元本が必要になることを以前記事中でお伝えしました。

 

そのため僕の場合は、毎月の貯金を証券口座に移動して、買付余力としています。(日常生活に必要な金額は別にしています)

 

物を売って投資資金にする


 

家に普段使わないものって意外にありませんか?最近断捨離という言葉をよく耳にしますが、もし可能であれば身の回りの不用品を売却することで、投資資金にしてしましましょう。

 

断捨離の考え方は、身の回りには自分が大好きなものしか置かず、所有物を厳選し本当に必要なものだけにするため、売るなり捨てるなりで減らせるだけ減らしていくことです。

 

極端にミニマリスト的断捨離を取入れる必要は必ずしもありませんが、断捨離実践者からは、身の回りのものがすっきりするとその環境に身を置く自身の思考もすっきりと明瞭になるという意見もあります。

 

投資家にとっては、投資資金の獲得と同時に思考が明瞭になるなら一石二鳥ではないでしょうか。

 

副業をして投資資金にする


 

最近はサラリーマンの副業に企業も容認する動きが出てきています。将来の雇用状況についても正社員なら一生安泰とは誰にも言い切る事は出来ない世の中です。

 

収入源を一本ではなく、複数確保することにより自分自身の収入源についてのリスクヘッジを行うことができます。

 

そして副業から得た利益の一部もしくは全額を投資資金に回すのです。そうすれば副業の収益次第ですが、かなりのスピードで投資資金は貯まっていくと考えられます。

 

株式投資により投資資金を殖やす


 

僕は株式投資により投資資金の増大と蓄積を図っています。これは、インカムゲインではなく、キャピタルゲインによるものです。株式投資には外国株と日本株の選択がありますが、僕は日本株に投資しています。その理由としては、

このような理由ですが、長期保有を前提にするのであれば、アメリカ株が有望かもしれません。世界経済の中心であるアメリカは、長期的に成長を続ける力強さを有しています。

 

また、投資大国でもあるアメリカの株式は配当も日本株より多い銘柄が多数です。長期保有前提ならアメリカ株がよいでしょう。最近では、日本国内の証券会社でもアメリカ株の購入は可能です。日本株と同様に取得できるようになっています。

 

僕の場合は日本国内株式はキャピタルゲイン狙いで短期的な保有しかしていません。アメリカ株とは逆で、日本株は長期保有にはリスクが潜んでいるのではないかと最近考えています。代表的なリスクは、将来的な人口減少問題があります。

 

不労所得生活のため投資資金準備は計画的に


 

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まとめると

「毎月のサラリーの一部を貯金することや身の回りの不用品の売却。更に副業により得たお金を投資資金として、株式投資によるキャピタルゲインによる収益を上げて投資資金を増加させる。」

 

これが現在の僕のストラテジーです。

 

参考にしてください。

ETF上場投信と投資信託の違いとは?安い手数料以外の利点

 ETF上場投信は、一見投資信託の頭に上場がついただけの様ですが、全く性質の異なる金融商品です。ETF投資信託より手数料の安いことは有名ですが、ではETFとはどんな金融商品なのか?今回はETFについてお伝えしていきます。

 

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ETFが上場投信と呼ばれる所以


 

ETFが上場投信と呼ばれるのは、東京証券取引所で取引されていて株式と同様に売買できるからです。これが投資信託と大きく異なる点で、投資信託の売買の基準価額は1日を通して変化しません。その価格は一日の終わりに決定します。つまり取引価格は一日を通して変化せず次の日の終わりにまた価格が決定されます。

 

また窓口販売を行っている事も投資信託の特徴でその場合取得に際しても手数料を取られることが多いです。インターネット上で取得する際はノーロードと呼ばれる取得のための手数料がかからないものもあるため、そちらの方がお得に購入できます。

 

投資信託は取得の際だけでなく、毎年信託報酬を支払わなくてはなりません。これは運用を投資家が直接行わず運用会社が行うからです。

 

一方ETF証券取引所に上場されているため、基準価額は株式と同様に値上がりしたり、値下がりしたりを繰り返し価格が推移していきます。

 

そして売買に際して、窓口対応等は無いため手数料が投資信託と比較すると半分以下です。多くのETFは手数料が0.09~0.30%程度に収まります。投資信託の場合、1.3%以上の事がほとんどであるため、この手数料の差は長期の投資を視野に入れた場合リターンに大きな差がでてきます。

 

ETFは各種指標に連動した値動きをする


 

日本国内では、日経平均株価という指標が有名ですが、他にも東証株価指数TOPIXという指標もあります。これらはインデックスとも呼ばれます。

 

これらの指標に連動するということはつまり、株式の様に個別に決算書を読み解く事や過去の業績から未来の成長率の分析等の手間をかける必要がありません。

 

日経平均株価の場合であれば、東証一部上場銘柄約2000の内、225銘柄の平均値です。その平均値に連動した取引がされます。

 

簡単に言えば、日本経済が好景気であれば、全体的に株価上昇の影響を受けて日経平均株価は上昇傾向にあり、逆に不景気な経済状況であれば、下降傾向を示します。

 

あくまで指標に連動しているだけなので、投資に対する判断材料は個別の株式投資と比較すると相対的に少なくなります。

 

ETFの投資対象は様々で世界中の案件に投資可能


 

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日本国内だけでなく、世界中の案件に投資可能であることもETFの大きな特徴です。株式やREITはもちろんのこと、石油や金や穀物等本当に様々です。そしてこれらの数多くの案件に簡単に分散投資できることがETFの強みでもあります。

 

日本国内のETF


 

日本国内だけでも日経平均TOPIX等のインデックスだけでなく、東証REIT指数に連動するETFもあります。REITとは不動産の投資信託で、その指数に連動したETFは分配金がインデックスと比較すると高く分配金3%超えのファンドは数多くあります。

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海外のETF


 

海外と一口に言っても先進国なのか新興国なのかで利回りもリスクも大きく変化します。初めは世界の経済の中心であるアメリカのETFに投資して間違いはありません。

 

先進国のETF


 

アメリカの有名な指標でS&P500という指標があります。これはニューヨーク証券取引所NASDAQの上場銘柄の内代表的な500銘柄に連動するものです。

 

他にもダウ工業株30種の平均株価(NYダウ)に連動するダウ平均株価があります。

 

長期保有することで分配金による不労所得を得ることを目的に保有することも多いETFは、手数料がとても安い事も相まって多くの投資家に支持されています。

 

一方で値上がり益によるキャピタルゲインを目的に新興国ETF保有する投資家も少なくありません。それはETFによる投資はそれだけで個別の株式等の銘柄に投資することと異なり、分散投資効果があることが根底にあります。

 

新興国ETF


 

新興国の個別の株式に対して日本から情報収集をして投資することは不可能ではありませんが、敷居が高いです。

 

その原因として日本から得られる情報にも限度があること、また言語の壁もあってアメリカ等の新興国株式に関する情報等と比較して情報の精査が困難であることがあります。

 

ETFの優れた点である、指標連動という性質はこれらの問題を一気に解決できる利点があります。つまり新興国のインデックス指数に連動するETFに投資すれば対象の新興国の代表的な銘柄に分散投資する効果が期待できるという事です。

 

ETFの取引は国内証券口座からできる


 

数年前は日本国内の証券口座から海外ETFの売買はできませんでした。そのため海外に証券口座の開設を行う必要があったため一握りの投資家しかETFの売買はしていませんでした。

 

しかし現在では取引手数料の低下と合わせて海外ETFの取り扱いもできるようになっています。

 

ETFポートフォリオに加えてみよう


 

ETF投資信託と比較したときの圧倒的な手数料の安さ。これだけでもETFは大きな利点をもっていますが、海外の様々な案件に簡単に分散投資できることも大きな利点です。

 

現在ETF保有していない方はアメリカのETFをまずチェックしてみてください。日本国内の証券口座からでも国内株式等と同様に取得できるため一考の価値ありです。

不労所得で生きていく人はどの位いるのだろう?日本人の金融リテラシー

不労所得で生きていく人や生きていこうと考える人が日本にどの位いるのか気になりませんか?僕は少し気になったので調査してみました。日本人は変な方向に生真面目で社会で自らがくたくたになるまで働いて稼いだお金じゃないと納得しない人が多いです。

 

だから不労所得とか、けしからん。と思っている人が比較的多いのではないかと予測していました。でも少しだけ考えてみてください。同じお金なのにおかしいと思いませんか?

 

お金にはきれいもきたないもありませんし、自分で汗水流して働いてお金を稼いでも、投資等で運用してお金にお金を稼いでもらっても僕自身は全く問題ないという考えをもっています。あなたはお金という存在をどの様に捉えていますか。

 

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不労所得で生きていくことを選ぶ人はやはり少ない


 

今回調査に際して以下の資料を参考にしました。

「証券投資に関する全国調査 平成27年度調査報告書」

出典:資料室 | 日本証券業協会

有益な情報が多数あるサイトです。

 

さて、そのレポートによると日本人の保有率が最も高い金融商品は「預貯金」で91.9%と飛びぬけて1位でした。続く2位は「株式」で13.0%、3位が投資信託で9.0%、4位が3.6%で「公社債」です。

 

この結果だけで、投資をして資産を運用している人は完全にマイノリティであることがわかります。僕の周りに投資に関する話題等を交わす事ができる人がいないことにも頷けます。

 

その中でも株式の保有率は突出しており、公社債との差は、これは即ち債券の事ですが4倍近く差が開いています。

 

更に投資目的は、老後の生活資金が66.2%で1位となっており、他は将来への備えやレジャー費用の捻出等となっており、不労所得で生きていくために投資している人はこの中にはでてきません。おそらく僕のような人の割合もゼロということはないと思います。しかし限りなく少ないのでしょう。

 

日本人は投資に対して消極的な人が大多数を締める


 

日本人のほとんどは投資経験がありません。また投資を得体のしれないものと考えており、また同時に損するかもしれないと恐れている人が多いことがわかりました。ここに株式等を保有している人や保有した事がある人の割合に関する資料があります。

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これまでに持った事がないの割合がとても高い事に驚かされます。特に債券は一般の人には敬遠されることが多いのですね。つまり日本人はお金を稼ぐことは労働を行うことによってのみを是とし、そのお金を銀行に預けることしかほとんどの人はしていません。

 

一般の方たちはお金を銀行に預けるという事について銀行がずっと自分のお金を大切に保管してくれてると勘違いをしているのではないでしょうか。

 

これは当り前の話であなたもご存じと思いますが、僕たちが預けたお金を銀行は企業に対する融資に使用したりします。もちろん元本は保障されていますが、その代わりに僕たちは預貯金に対して金利を受け取る事ができます。ただし0.001%等の超低金利なのはご存知の通りです。

 

不労所得で幸せに生きていくことは実現できる


 

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僕は不労所得で幸せに生きていくことは可能であると今回の調査結果から強く感じました。なぜならほとんどの日本人が不労所得で生きていこうとしないからです。この事実は僕やあなたのように不労所得で生きていこうとしている人にとってある意味都合がいい現実なのではないでしょうか。

 

世の中の利権はマイノリティが握ることが多いです。パレートの法則をご存知でしょうか。働きアリの法則とも呼ばれます。全体の8割の利益は全体の2割の人間が産みだしているという法則の事です。他にも仕事の成果の8割は費やす時間の2割の時間により産みだされる等あります。

 

これを僕たちのケースに当てはめてみると、

「投資を知らない8割の日本人がする経済的苦労を投資を知る2割の日本人は回避できる。」

 

「汗水たらして働く事のみを正義とする8割の日本人が精根尽き果てるまで働く一方、投資による資産運用を低リスクで行う2割の日本人は不労所得を得て幸せな生活を送る。」

 

僕はこのように考えています。

基本的な金融リテラシーを持てるかどうか。投資による資産運用をするか、しないか。また、当り前の金融リテラシーを持って一攫千金でなく長期的な視点で資産の増大を図る事ができるかどうか?

 

このような考えを持つ事ができている時点で、僕やあなたのようなマイノリティは、僕自身あまりこう言った言葉は好きではないのですが、「勝ち組」といって差し支えないと思います。

不労所得を月10万稼ぐメソッドの探求。ただしリスクは低めで

不労所得を得ることを実現していくためにそのメソッドを探求していきます。あなたはどのようにして月10万の不労所得を得ようと考えていましたか?今回は如何にして月10万の不労所得を得ていくかを具体的に考察していきたいと思います。

 

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不労所得を月10万稼ぐことってどういうことなのか


 

月10万の不労所得を稼ぐということは、10万×12カ月=120万/年、という数字がでてきます。これを月10万ずつ稼ぐのか、それとも60万円を半年に1回ずつ稼ぐのか?

 

僕の場合は、お金の入ってくる周期ではなく年間120万にこだわりを持っています。そして出来るだけリスクは低く運用していきたいと考えています。けれどもリスクとリターンは基本的に比例関係にあるためローリスクであれば当然ローリターンになります。

 

不労所得で月10万を実現。リスクはどこまで?


 

つまる所投資の本質は、このリスクとリターンとのバランスをどう取るのか?という点に集約されます。

 

そして僕やあなたが取っていくリスクは資本(投資資金)の増加と反比例して減少させることができます。そのため資本主義社会では、お金を持っている人が有利であるという事実はこの様な面からも読み取れます。

 

このようなお金を如何に運用して増やしていくか、ということを大多数の日本人は意識していません。また意識する事をどこか悪い事のように考える人も多いです。

 

また初期投資資金が少ない人ほど大きなリスクを取りがちです。例えば資金10万円の人が不労所得を得たいと考え、投資して仮に年利10%の運用をしたとして年間1万円です。月に直すと約830円です。

 

果たしてこの830円という金額に満足できるでしょうか?

僕は満足ができません。できれば月に1万円位は欲しいと考えます。しかし、投資額10万円で月1万円を望むなら、年利120%必要になります。

 

多くの人が株式やFXで大切な資金を溶かし、失ってしまう原因はこれです。余りにも大きなリスクを取り過ぎていることに気付かぬまま若しくは知りつつ走り出して、途中でリタイアしていきます。

 

投資はギャンブルではありません。しかし投機と投資の境界は簡単に超える事ができてしまいます。リスクとリターンのバランスがややもすれば簡単にとれなくなり、大きな損失や最悪全額消失する可能性もあります。

 

月10万を稼ぐために利回りを考える


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では月10万稼ぐためにはどの程度の利回りを期待するべきでしょうか。まず年利20%という数字がどれだけすごい数字であるかを理解する必要があります。

 

年利20%という数字を毎年出せるようなファンドはそうそうないです。もしそのようなファンドをあなたが見つけたら無謀なリスクを取っていないか商品の中身を吟味してみましょう。

 

当り前の金融リテラシーを持てばたやすくおかしな話である事がわかります。(すべてのファンドが怪しいとはいえません。それを確認するためにも何に対してどのような投資をしているのかをしっかりと把握するくせをつけましょう)

 

そのため通常の資産運用であれば、年利10%はかなり優秀な数字であります。僕の場合は7%程度は最低でも確保するようにしています。

 

上記のように考えを深めていくと資本金をある程度の金額まで貯めてから投資するか、それとも無理のない範囲で毎月積み立て投資をしていくか、という所までは容易に思考がおよぶと思います。

 

月10万の不労所得を稼ぐことはインカムゲインで実現できるか?


 

仮に年利10%を実現するポートフォリオを組めたとして、インカムゲイン(配当金や分配金による収益)はどの程度になるのでしょうか。

 

年利10%の場合

資本金100万→年10万→月8300円

資本金300万→年30万→月25000円

これでもまだまだ月10万円には、届きません。すでにおわかりと思いますが、年利10%縛りで月10万を実現するためには、

資本金1200万→年120万→月10万、となります。

 

結論がでてしまいましたが、資本金が1200万あれば月10万は実現までそんなに遠くはありません。いかにリスクを抑えつつ年利10%を実現するポートフォリオを組むか?ということを考え、行動に移して行けば不労所得で月10万は目の前です。

 

でも僕を含めた多くの日本人は、投資に最初から1200万円をつぎ込めるほどの資金力がありません。お金持ちが取らなくて良いリスクを僕のような貧乏人はある程度積極的に取る必要があります。

 

月10万稼ぐことを目指してキャピタルゲインを取入れる


 

一つの解決策としてインカムゲインキャピタルゲイン(株式の値上がり益等)を組合せてポートフォリオを組めば年利を20%まで持っていく事ができる可能性があります。けれども、もちろんリスクは増加します。ここではもう少し頑張って仮に年利25%を目指した場合を考察します。

 

◎年利25%の場合

資本金100万→年25万→月20830円

資本金300万→年75万→月62500円

この年利25%を実現するためには、年利10%のインカムゲインでの運用益と年利15%のキャピタルゲインを実現することで達成可能です。もしインカムゲインの割合を減らすなら、その分キャピタルゲインを増やす必要があります。

 

・資本金100万の場合

50万を債権投資等のインカムゲインに、残り50万を株式の値上がり益を期待したキャピタルゲインに振り分け投資を行ったとして、

インカムゲイン→5万(年利10%)

キャピタルゲイン→15万(年利30%)

となり、キャピタルゲインの年利30%についてかなり苦しい展開が予想されます。

 

・資本金300万の場合

仮に200万をインカムゲインに100万をキャピタルゲインに振り分けて投資を行った場合、

インカムゲイン→20万(年利10%)

キャピタルゲイン→55万(年利55%)

上記のようになりますが、このようなポートフォリオでは破綻しかねないので、見直します。

 

100万をインカムゲインに200万をキャピタルゲイン

インカムゲイン→10万(年利10%)

キャピタルゲイン→65万(年利32.5%)

この組み合わせで年利25%を達成できます。ちなみにキャピタルゲインで年利32.5%を達成するとは、1000円で買った株式を1325円で売却できれば達成です。これを年に1回行えばクリアです。

 

もしくは、1000円で買った株式を1110円で売却することを年に3回達成できれば、年利33%となり同様に目標達成となります。

 

しかしまだ月10万を達成する事ができません。月10万稼ぐことはお金持ち以外には不可能なのでしょうか?

 

月10万の不労所得複利運用で目指す


 

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資本金が現状不足しているのなら、時間を味方にした運用をするしかありません。つまり複利による運用を行います。

 

先ほどの年利25%の例の場合、1年目はうまく運用できたとして375万になります。そして2年目は1年目の利益を上乗せして運用を行うため、うまく運用できたとして2年目末には、375万×1.25=469万になります。3年目は更に2年目の利益を上乗せと、雪だるま式に金額が大きくなっていきます。

 

因みに3年目末は、469×1.25=586万。4年目末は、586×1.25=733万。5年目末は、733×1.25=916万、となり5年の歳月をかけることで1000万円の大台が見えてきます。

 

僕やあなたの目標は月10万である年間120万の不労所得です。そのためにもう少し頑張って運用する必要があります。6年目末916×1.25=1145万、7年目末1145×1.25=1431万となり、6年目から7年目にかけて目標額の1200万に到達します。

 

そして1200万の資本金があれば、年利10%の投資を堅実に行うことで月10万の不労所得を稼ぎ続ける事が出来ます。

 

不労所得を月10万稼いでいくために資本を築こう


 

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今回は不労所得を月10万実際に稼いでいくための一つのメソッドをお伝えしました。投資によって効率的に資産を増やして行こうと考えた時に、単純に資本が大きい方が順調かつ低リスクに増加させることが可能です。

 

そのため今回お伝えした投資による資産の増加ということだけでなく、本業の収入のうちから毎月積み立て投資をする方法やもしボーナス等のまとまった収入がある方の場合は、そのお金を使いたくなる衝動をグッと堪えて投資に回す事ができれば不労所得生活までの期間は飛躍的に短縮されます。

 

ただ、投資の世界にこれといった答えは無いので、あなたがこれが自分に最適だ。という不労所得で月10万へ、若しくはそれ以上のお金を得るステージへ至るためのメソッドを確立する必要があります。そのための参考にこの記事がなればいいなと思います。 

REITリートという不動産を扱う投資信託の特徴とポイント

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REITリートという不動産の投資信託をご存知でしょうか。通常不動産に個人で投資しようとすれば、数千万~数億円程度必要となりますが、REITリートですと1万円程度から投資できます。今回はREITリートについてお伝えしてきます。

 

REITリートの収益源は不動産投資と同じ


 

REITリートはReal Estate Investment Trustの略称で、不動産の投資信託です。簡単に説明すると、投資家から集めた資金を元に不動産を購入します。そしてその不動産からの賃料収入と将来の値上がりした物件の売却益を投資家に分配するというもので、中身は不動産投資と同じです。

 

通常僕のような底辺よりの人間にはマンションを購入するための3千万~4千万の資金が手元にないので不動産投資には縁がないはずなのですが、REITリートを扱う投資信託に投資をすることで不動産投資を行うことが可能になります。

 

また仮に不動産投資を現実に行えるとしても不動産を個人で所有する事には大きなリスクが伴います。これは僕の知り合いが実際に不動産を購入した時のエピソードです。

 

僕の知り合いの高木さん(仮名)は、マンションを1室購入しました。たしか4LDKで3500万程度だったと記憶しています。東京のような都会ではなく、九州のとある真ん中寄りの県です。

 

驚いたのは物件購入の際に頭金とか一切いれずに全額ローン返済で購入していたのです。普段から気風のいい人でした。

 

返済期間は35年で毎月幾らの支払いなのか等詳細は聞いていなかったのですが、この話が2014年ごろなのでおそらく金利は1.7%位と考えています。今では住宅ローンの返済額をネット上で簡単に計算できるので、ちょっと計算してみました。

 

以下に条件と返済額を示します。

借入金額:3,500万円
ボーナス返済割合:0.00%
年間利子率:1.700%
貸付期間:35年
返済総額:46,462,873円
支払利息総額:11,462,873円

月額返済額:110,626円
年間返済額(月額返済額×12):1,327,512円

参考サイト:

@ ローン計算 | 金利計算 シミュレーション

 

僕のブログでは、不労所得を得て極力働かずに気楽に生きていくことが目標なので、上記のような3500万円借りるのに、利息を1100万円以上払うことは狂気の沙汰としか思えません。

 

更にこのような借金を背負って物件を手に入れることができたとしても、空室リスクが常につきまといます。高木さんの場合、自身の住まいは別にあり投資用としてマンションを購入されていたので空室になると毎月11万円程度の返済を自腹でしなくてはなりません。

 

幸い3カ月程度で入居希望者が見つかったそうですが、当初予定していた家賃よりいくらか引き下げたそうです。(金額まで聞けなかったのですが)

 

ここまで目を通していただいた方は、お気づきでしょうがこれって投資としての妙味はどこにあるの?と思ったと思います。

 

この場合将来の物件価値向上による売却益を期待するしかないのかな、と個人的には思います。

 

現在の高木さんの状況が僕自身非常に気になるのでそのうち状況を伺ってみようかと思います。

 

この高木さんの例から学べることは、不動産投資は個人で大きな借金を背負ってするものではないということです。

 

ただ不動産は人が生活していくためにも、法人が事業を行っていくためにも必要なもので、そして資産としてわかりやすく現実に存在します。

 

だから株式や債券といった一見するとよくわからない金融商品より現物不動産を投資先に選ぶ人が後を絶たないのです。

 

REITリートなら1万円程度から投資可能


 

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REITリートの投資信託は1万円程度から購入できます。そして投資対象が不動産というだけで、他の株式等の投資信託と基本的には変わりません。大きな借金を背負うことなく不動産投資を行うことができることが特徴です。

 

しかもNISA口座で買付すれば税金の支払いも年間120万円まで最長5年間となりますが必要ありません。現実の不動産を購入すれば、固定資産税がかかります。

 

大家さんは固定資産税の支払いを毎年していかなければなりません。また管理会社を通して集客や各種手続きを行っているのであれば、管理費も支払う必要があります。

 

不動産投資に興味があってこれからやってみたいな。と、もしあなたが思ったとしてどちらがリスクが少なく自身が将来的に気楽に過ごせると感じたでしょうか。

 

REITリートはなぜ高利回りなのか?


REITリートは投資家から集めた資金を元手として、銀行から借り入れを行うことで不動産を購入します。概ね半分程度を自己資金として残りの半分を銀行からの借り入れとしています。

 

つまりレバレッジがかかっているということです。少し補足すると投資家から集めた、10の資金を元に10を銀行から借りるとします。つまり2倍のレバレッジということになります。

 

そして金利は借り入れた10の資金に掛かりますので、先ほどの高木さんのように頭金なしのローンとはスタート時点で違います。そして資金力が個人とは段違いなので大型物件を購入することができます。

 

借り入れの際の金利とそれより高い賃料収入を得ることで投資家に分配金を支払う仕組みです。

 

高利回りなREITリートのリスクは何が考えられる?


 

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REITリートは高利回りを実現するためにレバレッジを掛けている事を前述しましたが、レバレッジを掛ける以上ロスカットされる可能性が常にあります。

 

具体的には、決算期ごとに保有する物件を時価で鑑定評価されます。そのときに、時価よりも借入額の方が大きければ銀行から債務超過と判断されて借入金の返済義務が発生するのです。

 

仮に借入金を50としてそれが資産の50%だとすると、全体で100ですね。そして時価評価で資産が50の価値しかないと判断されれば、資産を売却して返済しなければなりません。そうなれば基準価額は大きく下がることになり投資家は損失を抱えることになります。

 

また他にも金利上昇による財務圧迫のリスクがあります。金利が上がれば銀行に対しての利息の返済負担が増加するので、その分投資家への分配金にしわ寄せが出る可能性があります。

 

一方で対策として銀行とREITリートを行う信託会社との間で「コベナンツ条項付き融資」等と呼ばれる融資に対する約束を交わします。その中に赤字を出さないことや、財務状況を健全に保つ事等が記載されておりその約束を遵守した運用を信託会社は行う必要があります。

 

そのため日本国内のREITリートに関しては万全ではありませんが、前述したリスクを極力減らす対策は講じられているのです。

REITリートなら小資金でも不動産投資可能


 

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今回はREITリートという小資金(1万円)からでも行える投資信託についてお伝えしてきました。

 

通常不動産投資は初期投資として大きなリスクを背負いがちなのですがREITリートですと初期投資というリスクを回避できることに加え、ファンドが投資家から集めた資金を元に銀行から借入を行って物件購入するためにレバレッジがきいた自己資金より大きな取引が間接的に可能であることが特徴です。更に個人資金では不可能な大きな物件への投資も可能になります。

参考にされてください。

債権を理解して不労所得を得る。金利が上がれば価格が下がる仕組み

債権は不労所得を得る手段としては王道です。そして債権の仕組みを理解することは賢く不労所得生活を送るために欠かせません。あなたは債権についてきちんと理解できていますか?債権は金利が上昇すると価格が下がることをご存知でしょうか。

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例えば金利3%の償還まで3年の円貨建て債権が20万円で販売中です。そしてその後発売される債権の金利が5%になったとします。すると発行済債権の価格は12万円になります。

 

なぜでしょうか?

今回はこの債権の価格の仕組みについてお伝えしていきます。

 

債権は既発債と新発債に区分される

 

債権はこれまで発行された債権を既発債。新たに発行される債権を新発債といい、名称を区分しています。証券会社の債権についてのページを確認すると、新発債は申込期間○○月○○日~○○月○○日のように募集しています。

下のトルコリラ建債権は2017年9月時点で新発債です。

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出典:

SBI証券―ネット証券最大手の証券会社。オンライントレードでの投資をしっかりサポート―

 

世界で最も注目される債権はアメリカの10年国債

 

世界経済の中心のアメリカの10年国債の利回りと比較してどれだけ有利な利回りであるかが、その金融商品の一つの目安になっています。

 

現在のアメリカ10年債は2.75%のようです。

こちらの記事でも少しアメリカ国債について少し触れました。

 

10man-furousyotoku.hatenablog.jp

 

なぜアメリカ10年国債と比較するのでしょうか?

それは、アメリカ10年国債より利回りが低い投資なら、堅実にアメリカ10年国債に投資した方がましなため、その投資は無意味にリスクが高いだけであると判断できるからです。

 

債権の金利が上がると価格が下がる仕組み

 

債権には既発債と新発債があることをお伝えしました。冒頭の例で説明すると、同様の債権で既発債の3%の金利が5%へ上がるとなぜ債権価格が下がるかと言うと、価格が新発債に引きずられてさや寄せされるからです。

 

当初金利3%で20万円の既発債は、金利5%で20万円の新発債の登場により、うまみが無くなってしまっていることは理解いただけていると思います。

 

このままでは既発債を買う人はだれ一人いません。そのため、価格を金利5%の新発債に合わせて引き下げる必要があるのです。

 

その価格の計算は簡単です。

金利3%の年間利回りは、0.03×200000=6000円です。

金利5%の年間利回りは、0.05×200000=10000円です。

この差をなくすため、価格を調整します。

 

年間6000円の利回りを新発債の金利5%で割ります。

6000/0.05=120000円

となります。

 

すると、当然ですが

0.05×120000=6000円となり、既発債と新発債のバランスがとれます。

 

以上が債権の金利が上がると価格が下がる仕組みの解説です。どうでしょうか?一見分かりづらそうに見えて中身はとても簡単なものです。

 

ちなみにもし日本国債の低金利が引き上げられたらどのような事が考えられるでしょうか?日本国債を多く保有しているのは地方銀行です。そのため地方銀行が損をすることが考えられます。

 

債権を理解して利回りの大きな不労所得にする

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今回は債権の金利と価格の関係についてお伝えしました。今回の内容はインカムゲインの考え方の基礎になります。そしてあなたが実際にポートフォリオの構成を考える時には、高利回り高リスクな債権と低利回り低リスクな債権を組合せてリスクと利回りのバランスを勘案して運用をするのではないでしょうか。

 

これは基本的でいて本質的な話で、どのような金融商品を組合せたとしてもこの考え方は普遍的なものです。

 

また、このような多彩な債権を組合せたETFという金融商品もあります。ETFでは少額投資も可能となっており、しかも多くの債権に同時に投資することにより分散投資効果もあります。

 

参考にしてください。

不労所得生活を実現するために必要なマインドをイソップ物語に学ぶ

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イソップ物語は世界的に有名な物語ですが、その中に「ダチョウと黄金の卵」ある農夫とダチョウのお話があります。この物語を通じていかにして充実した幸せな不労所得生活を送るかということを考えてみます。

 

不労所得生活をダチョウと黄金の卵で考えてみる


 

ある農夫がある日飼っているダチョウの卵の中に金色に輝く黄金の卵を発見した。初めはいたずらだと思い、捨てようとしたがどうしても「もしかすると本物では?」という疑念を払しょくできず、翌日市場へと持っていくことにした。

 

すると本物の純金でできた卵であったのだ。農夫は狂喜した。そして翌日もダチョウは黄金の卵を産み、その次の日も、毎日黄金の卵を産み続けた。遠からず農夫は大金持ちになっていたが、次第に自分の利益しか考えないようになっていった。

 

富が増すにつれて農夫の欲は底なし沼のようになっていた。一日にダチョウが1個の黄金の卵を産み落とすことに、我慢が出来なくなっていたのだ。もっともっと黄金の卵が欲しい。そんな欲にとらわれた農夫はついにダチョウを殺しておなかの中の黄金の卵を一気にその手にしようと考える。

 

しかし、殺したダチョウのおなかの中はからっぽで黄金の卵は無かった。

そして、農夫は黄金の卵を産みだすダチョウを失ってしまうのだった。

 

この「ダチョウと黄金の卵」のイソップ物語から学ぶことの一つに目標と結果の関係性についてがあります。

 

ここでは僕の主観で解釈しますが、人それぞれの解釈があると思います。

 

  • 黄金の卵という結果=投資の結果としてのリターン(お金)
  • ダチョウというリソース=投資を行う自分自身の能力や資本

 

黄金の卵という結果を追い求めるあまりにダチョウという目標を達成するためのリソースを疎かにしてはいけないと僕は考えます。

 

つまり黄金の卵を追い求め続け、ダチョウを疎かにするということは僕の場合株式や金融商品に対する知識やシステムの理解を疎かにして運用する器量もないのに、収益を欲しがるあまりリスクの高めな投資ばかりを行うことを指します。若しくは借金をして資本を作って投資に走ることも考えられます。

 

これが加速すると遠からず、投資から投機になってくると思っています。

 

逆にダチョウの世話ばかりをして黄金の卵のことをほったらかしにしているようでは、いずれダチョウの世話もできなくなります。これは、ダチョウを世話しているのは黄金の卵を得るためなのに、なんのために世話しているのかわからなくなってついには諦めてしまうことを指しています。

 

つまり、投資の勉強ばかりしているだけ、若しくはお金儲けの本ばかりいっぱい読んで、満足して実際に黄金の卵を産ませ、取りに行くことをしない状態です。

 

目標を達成するためには、ダチョウ、黄金の卵、両者のバランスをいかにとるか?といいうことが重要になってきます。

 

目標達成のコツはバランス感覚


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投資初心者の方にありがちなのが勉強をきっちりして100%に近い状態にしてから実際に投資をはじめる。というようなアプローチの仕方ですが、これもバランスが重要なのかなと個人的に思います。

 

勉強をすることは大切ですし疎かにできないことは勿論ですが、小さな目標を設定してバランス良く平行して進めていくことが望ましいと思います。

 

例えば、株式の株価成長率など銘柄選定についてや財務諸表の見方をある程度理解したら、実際に四季報を見て少額投資を行ってみる等です。

 

そこで株価が購入時より下がってきて買い増ししようか、それとも損切りした方がいいのか等、色々な問題に直面するかもしれません。でもそれはそのときに考えればいいと僕は考えています。

 

初めから100%すべてをカバーする知識を持って相場に望んでいる人はいません。どのような相場の達人であっても失敗を一切した事がない人などいません。かのウォーレン・バフェット氏でさえ、IBM株について失敗をしています。

 

人生においても投資においても大切なのは、バランス感覚です。まして僕は将来、不労所得生活を目標にしています。仕事とプライベートのバランスを取り、自分という限られたリソースを磨いて投資によりリターンを得る。

 

このバランス感覚を精練させることなくして幸せな不労所得生活はないと思っています。