不労所得は欲しいがリスクは取りたくない?それなら国債に投資しよう
不労所得とリスクは常に背中合わせです。リスクを取らなければ満足いくお金は得られませんし、元からお金持ちでない限り、いつまでたっても自らで労働をして会社からサラリーを貰い続けなければなりません。
それでも不労所得が欲しい。そう考える人もいるかもしれません。
それなら国債に投資をすればいいです。
投資信託よりも株式よりもローリスクなのは間違いありません。
今回は、国債についてお伝えしていきます。
リスクの低い投資 国債とは一体何なのか
国債は国が発行する債券の事です。そして債権とは国や地方公共団体等が発行する借用証書と似た性質を持つものです。ちなみに一般企業が発行する社債というものもありますが、すべて債権です。
債権を保有していると定期的に、利子を受取る権利があります。そして満期時には額面で償還されるため資金を安全に運用することができます。ちょっと分かりづらいですね。
もう少し噛み砕いていうと、償還日まで3年の債権を10万円分購入したら償還日には間違いなく10万円戻ってきます。こういった性質を持つものが債券です。
そして国が発行する債券の国債は企業が発行する社債と比較すると、信用度が高い事は想像に難しくないと思います。
国債に投資して不労所得を得る
国債などの債権を保有していると利子を貰えることを前述しました。では実際どのような形で利子を受け取るのでしょうか?
円貨建て債券、日本の国債を例にとりますと年率が税引き前で0.05%で利子の支払いは、毎年2回(半年に1回)となっています。
元本の保障や利子の支払いの保証は国が保証します。ちなみに購入は1万円からです。
償還までの期間ですが、3年、5年、10年と3ケースあります。募集は毎月しているので、資金を眠らせていて投資をしたいがリスクが怖くて一歩が踏み出せないような人は、日本の国債に投資しましょう。
でもなんか利子低いなと思った方。そうです、確かに0.05%は銀行に預け入れするよりましですが、利回りは株式配当等と比較すると相当に低く感じられるはずです。
じゃあ外国の国債だとどうなの?
そう思った方は投資センスがいいですね。この後は外国の国債についてお伝えします。
外国の国債は利回りが高い。日本低すぎ
アメリカの国債は利回り税引き前で2.75%あります。日本の多くの株式の配当金より高いです。
アメリカは世界経済の中心ですので、へたな日本株式の配当金をあてにするより、アメリカの国債に投資したほうが賢明とも言えるでしょう。
ただ、株式の場合その企業の成長率等好材料によって株価が上昇していきますので(もちろん下がることもありますが)アメリカ国債の方が優れている、と断定的にいえる訳ではありません。しかし可能な限りリスクを取りたくないなら国債しかないでしょう。
参考になると嬉しいです。