不労所得生活は投資信託で実現する?投資信託を勉強してみた
不労所得生活を実現させるために、投資信託は有用でしょうか?インターネット上には様々な話題やニュースが溢れているのを僕は目にしました。これから不労所得生活を目指すうえでは投資信託に対する正しい理解は必須であり、避けては通れません。そこで、投資信託について僕が勉強したことをお伝えします。
投資信託は国内投信と外国投信に大別される
投資信託を請け負う会社の事をファンドと言います。そして、国内の株式やREIT等日本国内資産に対して投資するファンドを国内投信といい、海外の株式やREIT等の資産に対して投資するファンドを外国投信と言います。
国内投信は日本の法律に基づき設立された投資信託を行います。一方で、海外の外国投信は現地の法律に基づき設立された投資信託を指します。
投資信託はトータルリターンで考えること
投資信託の正しい理解は、トータルリターンを正しく理解することから始まります。トータルリターンは、一定期間内のファンドへの投資に対する総合的な収益を指しています。
単純な値上がり益だけでなく、分配金も加味していますが、税金は加味されていないことがほとんどです。また、売買の際に発生する手数料等は考慮されておりません。
分配金を1年で30万円貰っているからといって、100万円分の投資信託を基準価額10000円(1万口)(つまり100万口)で購入した場合に投資信託の現在の基準価額が下がって3000円(1万口)になっていたらどうでしょうか?
単純に70万円損していますよね?
それでも分配金が毎年6万円ずつ確実に貰えるなら話は変わるかもしれませんが、分配金は減ることもあります。ゼロになるかもしれません。それが、投資信託の一つのリスクです。
だから僕やあなたのような個人投資家は、目論見書にしっかり目を通したりして、投資信託を正しく判断していかなければなりません。本当に勉強してよかった。
分配金だけに着目した投資商品選びは、あなたや僕にとって地雷となりかねません。
基本的に投資信託は購入数量に応じた分配金を受け取ることができます。分配金は1年に1回のものもあれば、毎月貰える投資信託もあります。
そして、投資信託の良し悪しは、初めにお伝えしたように分配金利回りでなくトータルリターンで考えます。
簡単にお話ししますと、例えば基準価額が5000円(1万口)で10万円分アメリカ株式のインデックスファンドを購入したとします。これで、20万口の購入となります。トータルリターンが1年で10%(1万口)であるなら、
20万口×0.10=2万円
となります。
この2万円が利益になります。(単純計算ゆえ税金や取引手数料は加味していません)
これが投資信託の基本的な収益の考え方になります。
投資信託は不労所得生活の糧となる
今回は投資信託について僕が勉強したことをお伝えしました。今回の要点は、投資信託の良し悪しはトータルリターンで判断しよう、です。
リスクを理解し、信託報酬と税金とトータルリターンを正しく判断できれば投資信託は不労所得生活の糧となりそうです。
実は投資信託には、外国投信ですと分配金がドル建てで、為替についても考慮しなければならないとか、源泉徴収の問題だとか色々と把握しておかなければならない事柄があります。
それらはまた何れ少しずつお伝えしていければと思います。