不労所得を稼ぎたい初心者に株式の配当金は相性が良い
不労所得を得る方法は様々ありますが、不労所得を目指す初心者の中には「株式はちょっと敷居が高い気がする。」と消極的な人が意外に多い事をごぞんじですか?でも配当金の事を知ればそんなあなたの考えも変わるかもしれません。今回はその辺りの事をお伝えしていきます。
初心者は株式を敬遠する?
株式の世界は奥が深く勉強することも数多くあります。初心者で長期的に不労所得を得ていくことを念頭に置いている人は株式の勉強や自分の得意分野を徐々に見出して行くことが多いです。
一方で、最初から株式に取組まない人も少なからずいます。例えば資金を貯めるために、ポイントサイト等でお小遣いを稼ぐ初心者の人を指しています。あなたの場合はどうでしょうか?ポイントサイトで稼いでいますか?僕はポイント獲得作業に疲れてしまって辞めてしまいました。
株式に限らず、不労所得を長期的に稼いでいくためには、ある程度の資金(資本金)が必要になってくるので方向性としては間違っていません。
ポイントサイト等で本業と別に副業的にお金を稼ぐこと自体は悪いことではないのですが、いつのまにか手段が目的になってしまっている初心者もいるのです。
そのままではいつまでたっても不労所得生活の実現は難しいです。
まず株式についての知識の獲得は、初心者段階から資金を作る過程で少しずつでも初めておきましょう。そして、株式でも自分が得意な分野や自分のライフスタイルに合った投資方式を確立しておくことがおすすめです。僕の場合も株式投資と勉強を平行して進めています。
初心者から株式で不労所得を得る
株式に関して僕自身多少の知識はあっても、ネット上の聡明な人や賢人と呼ばれる人と比較すると初心者同然です。いえ、初心者と言いきっていいと思います。
そんな初心者の僕は株式から不労所得を得る仕組みを勉強しているときに配当金という言葉と出会いました。
株式から利益を得るためには、
- 値上がり益
- 配当金
基本的にこの2つのケースになります。
一応両者を簡単に説明しますね。
値上がり益とは、株を買った時の金額より高く売ればその差益分儲かります。例えば5万円の株を1株買って、15万で売却した場合、10万円の儲けになります。(現実には手数料や税金の存在がありますがここでは無視しています)
一言で言えば、
「安い時に買って、高くなったら売る。」
です。
これは、マーケットから利益を上げようと思った時の基本的な考えで、とてもシンプルな原則です。そして、シンプルゆえに実践が困難なため、マーケットから多くの人が資金を奪われていきます。
一方配当金とは、あなたが購入した株式を発行した会社が稼いだ利益の一部を株主に還元するシステムです。これは銀行に預けた預金に金利がつくことをイメージしてもらうと分かりやすいと思います。
初心者なら株式を配当金メインに考える
株式の配当金は決まった日に株式を持っている人に支払われます。その配当金を貰える日の事を権利確定日と言います。権利確定日に株式を持っていれば初心者でも株の達人でも平等に配当金を貰えます。
では、配当金を貰った次の日に株式を売却した場合はどうなのでしょう?
それも問題ありません。権利確定日に株式を持っていればOKです。
権利確定日の3日前に株式を購入すればOKですよ。(実際に購入する際はもう少し余裕を持った購入したほうがいいかも)
株式の配当金の権利確定日は会社によりばらばらです。支払われる金額も株価が会社により異なるように、様々です。日本国内の株式の場合、2~3%の配当金はよく見かけます。このパーセンテージを配当利回りといいます。
配当金のシステムを簡単に説明するとこのようになります。
では、初心者が値上がり益でなく、配当金に重点を置くメリットとはなんでしょうか?あなたも薄々分かってきていると思いますが、これは以下のようになります。
- 株式を権利確定日に保持していればそれだけで貰える。
- 株式の売買を頻繁に繰り返さなくて良い。
- 値上がり益重視では、銘柄選定等に時間を多く割かねばならないが、配当金重視の場合、買った後は基本放置でよい。(完全ではない)
一方でデメリットはと言うと、
- 値上がり益より稼げない。
- 配当金は企業の決算発表の後に株主総会を経て決定されるため、業績により配当金が無い事もありえる。
この様な所でしょうか。
僕が僕と同じような初心者の人に初めに配当金メインを勧めるのは、まず不労所得を得たという実感を得てもらいたい!と強く思うからです。
最初から値上がり益重視で株式市場で売買を繰り返した場合、資金をマーケットのプロに簡単に持っていかれる可能性があります。
僕やあなたの場合はお金持ちの人たちが持っている多額の余剰資金でなく、一般庶民が持っている虎の子の運用資金です。
限られた資金をできるだけリスクに晒したくないと思いませんか?
ですが、配当金だけでは資金が何時までたっても目に見えて増えません。
元の資金が大きければ話はまた変わってきます。例えば2000万程度資金があって、株式を1000万円分持っていて、配当利回りが3%だとすると、30万円ですね。でももし、20万の資金で10万円しか運用できなければ、3000円になります。
資本主義社会ではお金を多く持っている人があらゆる面で有利です。
だから、僕が熟考して選んだアプローチは、
- 配当金目当てで株式を購入する。
- 配当金を実際に得て、不労所得を体感する。
- 配当金を貰いながら、株式の勉強をする。
- 値上がり益を狙った株式の売買に乗り出す。
このような進路で株式市場に対して向き合っていくことにしました。
特に、2.の不労所得を体感するという点は個人的に重要だと考えています。
初心者でも株式の配当金なら外さない
初心者なら株式の配当金から始めた方がいい、という内容をお伝えしました。配当金から不労所得を得るって思ったより簡単だなぁと、感じませんでしたか?
そうなんです。本当に権利確定日に株式を持っているだけでいいので、簡単です。
ただ、多くの資金がなければ多くの配当金を貰うことは困難です。世の中簡単には不労所得を稼がせてはくれませんが、配当金ならほぼ確実に稼げます。
参考にしてくださいね。